定年後の後悔1位は「歯のケア」
2025/05/26
定年後に『やればよかった』と思ったこと
プレジデント誌(プレジデント社)の2025年4月号にて、「定年した人」1000人を対象に、「人生の大後悔」を調査した結果が発表されました。
今回の調査では、お金、仕事、家族、健康など、複数のカテゴリーで「やればよかった」ことを調べています。その中の「健康編」において、『歯のケアをしっかりしておけばよかった』がベスト1位になりました。
■歯が不健康になると、硬いものが食べられなくなる
「65歳以降、最近は歯が悪くなって硬い物が噛めなくなったと話す人が確かに増えてきました」
プレジデント誌 4月18日号より引用
歯を失う原因の1位は「歯周病」、次いで「虫歯」です。多くの場合、虫歯は痛みを伴うため症状に気づきますが、歯周病は無症状で進行するため、気づいたときには「対処ができない」という状態になりがちです。
日本歯科医師会では、「80歳で歯を20本以上保つ」という運動を推進していますが、そこには「定期的な歯科健診に行く」という項目があります。これは歯周病も虫歯も、早期発見、早期対応が不可欠だからです。
■歯が不健康になると、医療費も格段にあがる
本誌にも書かれていますが、定期的な健診の意義は、歯の健康を保つことだけに限りません。
「インプラント治療は数100万円を超えるお金がかかります。歯を大切にすることは、健康を維持するだけではなく、金銭的なリスク回避のうえでも重要になります」
プレジデント誌 4月18日号より引用
歯の治療の多くは、進行している症状であればあるほど、その治療費は高くなります。小さなうちなら保険診療でまかなえる場合も多いですが、進んでしまうと保険外対応になる場合も少なくありません。
何歳になっても噛める喜びを味わい、経済的に医療費の抑制をもたらすことこそ、「日ごろの歯のケア」「定期的な健診」の大きな意義となります。
神保町野本歯科 野本幸平
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