インプラント治療

失った歯をしっかり噛めるようにする治療法として、近年ますます注目を集めているインプラント治療。
しかしその一方で、
「手術が怖い」
「失敗しないか不安」
「年齢的に大丈夫か心配」
といった声も多く聞かれます。
当院・神保町野本歯科医院では、"安全性" "専門性" "痛みの少なさ"に徹底的にこだわり、インプラント治療に対するあらゆる不安を払拭できるよう体制を整えています。
徹底した安全管理と技術力が支える、神保町野本歯科医院のインプラント治療
インプラント治療は、失った歯の機能を取り戻す高度な医療行為です。
だからこそ、「安心・安全」であることは最も重要なポイントです。
神保町野本歯科医院では、科学的根拠に基づいた検査・診断と、専門チームによる高度な技術、そして万全の感染対策体制を整え、インプラント治療におけるあらゆるリスクを徹底して管理しています。
ここでは、当院のインプラント治療を支える「安全管理」と「技術力」について、具体的にご紹介いたします。
インプラント治療におけるリスクとは?

インプラント治療は近年大きく進歩し、成功率も非常に高くなりましたが、それでもなお「外科処置を伴う医療行為」であることには変わりありません。
インプラント治療には、以下のようなリスクも存在します。
骨の量・質が足りないことによる埋入困難
神経・血管損傷のリスク
全身疾患(糖尿病・高血圧など)に伴う合併症
埋入位置のズレによる審美・機能障害
感染リスク
長期的なインプラント周囲炎の発生 など
これらを可能な限り回避するためには、治療前の検査・診断の精度、医師の技術、チーム医療、そして設備環境がすべて揃っていることが求められます。
安心のために──当院の基本方針
CT×3Dデジタルシミュレーションによる精密診断 "安全第一"の治療方針

インプラント治療は外科的処置を伴うため、歯ぐきの状態や骨の量・質、そして患者さまの全身状態(糖尿病・心疾患・高血圧など)や年齢などを総合的に考慮する必要があります。
当院では、十分なカウンセリングと精密検査を通じてリスクを洗い出し、治療の可否や適切な方法を慎重に判断しています。
「誰にでもインプラントを勧める」のではなく、「本当に安全にできるのか」を基準にご提案しています。
そのため、歯科用CTスキャンをすべてのインプラント治療の前に必ず行っています。
CTによって、以下のような重要情報を取得します。
あごの骨の厚み、高さ、密度
インプラント埋入予定位置の骨質や骨量
上顎洞や下歯槽神経との距離
周囲の歯根や血管との位置関係
これにより、目に見えない骨の内部構造まで完全に把握することが可能となり、安全性と予知性が格段に高まります。
手術の安全性を飛躍的に高める「サージカルガイド」

サージカルガイドとは、CTデータに基づいた3D設計をもとに製作される専用のドリルガイド装置です。
従来の「経験と勘」に頼った手術では、思わぬ角度ズレや深さの誤差が起きることもありました。しかし、現在のインプラント治療は「デジタル外科」。人間の感覚では不可能なレベルの正確さと再現性を実現しています。
当院では、すべての手術にこの「サージカルガイド」を導入し、患者さま一人ひとりの顎の形に合わせたオーダーメイドの安全設計を行っています。
サージカルガイドを使用するメリット
インプラント埋入の深さ・角度・位置をミクロン単位でコントロール
医師の感覚に頼らない「ブレない手術」が可能
骨量がギリギリのケースでも、安全マージンを確保した設計が可能
インプラントのプロフェッショナルチームによる執刀

治療の成功には、機器だけでなく「誰が行うか」が最も重要です。
神保町野本歯科医院のインプラント治療は、下記のようなインプラント治療のエキスパートたちが連携し、万全のチーム体制で治療を行います。
日本口腔インプラント学会認定『指導医』
同学会認定『専門医』
インプラント手術に特化した麻酔医(静脈鎮静法対応)
また、麻酔管理もプロが担当。
手術時にはインプラント手術専門の麻酔医が常駐し、術中の血圧・心拍数・酸素濃度などをモニタリングしながら、鎮静法(静脈内鎮静)を用いた眠っているような感覚の無痛手術を提供します。
不安感や緊張感の強い患者さまにも安心して受けていただける体制です。
なお、実際の手術は、専用の清潔なインプラント手術施設(飯田橋院)にて実施し、感染管理にも細心の注意を払っています。

骨が少ない方への高度技術「GBR法」「サイナスリフト法」も対応
「骨が足りないと言われて断られた」「過去にインプラントができないと診断された」という方も、あきらめないでください。
当院では以下の骨造成技術にも対応しております。
GBR法(骨誘導再生法)
GBR法とは、「Guided Bone Regeneration(ガイデッド・ボーン・リジェネレーション)」の略で、日本語では骨誘導再生法と呼ばれる治療法です。
インプラントを埋め込むためには、インプラント体をしっかりと支える十分な骨の厚みと高さが必要です。
しかし、歯周病や事故による骨の吸収や、抜歯してからの長期間経過、過去の炎症や病変によって骨が失われているなどの理由で骨が不足しているケースは少なくありません
このような場合、そのままインプラントを埋入すると脱落や不具合のリスクが高まるため、まずは骨を再生する必要があります。
この「骨の土台作り」に用いられるのが、GBR法です。

GBR法の具体的な治療内容
GBR法では、主に以下のような処置を行います。
骨が不足している部位に人工骨や自家骨を添加
人工骨は安全性の高い、医療用の骨補填材(ハイドロキシアパタイトやβ-TCPなど)を使用
必要に応じて自分の骨(顎の他の部位から採取)を併用することもあります
再生を助ける“特殊な膜(メンブレン)”で覆う
骨以外の組織(歯肉など)が入り込むのを防ぎ、骨が再生されるスペースを確保
吸収性と非吸収性の2種類があり、症例によって使い分けます
歯肉を縫合して閉じ、数ヶ月待つ
通常、4~6ヶ月ほどで骨がしっかりと再生され、インプラント埋入が可能になります
GBR法のメリットと注意点
メリット
骨が少ない方でもインプラント治療が可能に
骨の厚み・高さを整えることで、審美性も向上(とくに前歯部)
長期的なインプラントの安定性が高まる
注意点
骨の再生には数ヶ月の治癒期間が必要
感染リスクを避けるため、清潔な手術環境が必須
手術後の腫れ・違和感が出る場合あり
サイナスリフト法
サイナスリフト法とは、上顎奥歯の骨が不足している場合に、インプラントを可能にするための骨造成術です。
「サイナス=上顎洞(じょうがくどう)」という空洞部分を“持ち上げる(リフト)”ことから、この名前がついています。
上の奥歯(上顎臼歯部)は、抜歯後に骨が痩せやすく、またそのすぐ上には「上顎洞」という空洞があるため、骨の厚みが5mm未満になることも珍しくありません。このような状態では、インプラントを支える骨が足りないため、安全に埋入することができません。
そこで行うのが「サイナスリフト法」です。上顎洞の底を持ち上げ、そのスペースに人工骨などを充填することで、インプラントを可能にするだけの骨量を確保します。

サイナスリフト法の種類と方法
① オープン法(ラテラルアプローチ)
歯ぐきの側面(頬側)から骨に穴を開けて、上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)を丁寧に持ち上げ、そのスペースに人工骨などを充填し、骨の再生を待つ方法。
骨量が非常に少ないケース(4mm以下など)で行うことが多い。
インプラント埋入は通常、骨ができてから数ヶ月後に行う。
② クレスタルアプローチ(ソケットリフト)
インプラントを埋め込む方向(歯の上)から上顎洞を押し上げて人工骨を補填
骨量が5~7mmほどあれば、インプラントと同時に行えるケースもある
体への負担が比較的少ない
※当院では、患者さまの骨量や全身状態をCTで正確に診断し、適切なアプローチ方法を選択しています。
サイナスリフトのメリットと注意点
メリット
骨の厚みが足りないケースでも、
インプラントが可能に
専門医による正確な施術で、
安全かつ長期的に安定
審美・噛み心地の回復につながる
注意点
高度な技術が必要な外科処置
通常のインプラント手術に比べ、腫れ・内出血などの術後反応がやや出やすい
上顎洞の状態(副鼻腔炎など)によっては適応外となる場合もある
徹底した事前説明と「納得の上での治療」

どれほど技術が高くても、患者さまが安心・納得して治療を受けられなければ意味がありません。
神保町野本歯科医院では、
インプラントのメリット・デメリット
費用・期間・定期予防の必要性
他の選択肢(義歯、ブリッジ)との比較
を丁寧に、わかりやすい言葉でご説明いたします。
「手術が不安」「他院での説明に納得できなかった」「費用面が心配」という方も、まずはカウンセリングにお越しください。
無理な治療の押しつけは一切ありません。
安心・安全にこだわるなら、神保町野本歯科医院へ
インプラント治療の成功は、「正確な診断」「確かな技術」「清潔な環境」「信頼できるチーム」そして「患者さまとの信頼関係」によって支えられています。
神保町野本歯科医院では、すべての要素を最高レベルで整え、患者さま一人ひとりに最適な、安全で納得のいく治療をご提供しています。
もし、インプラントについて不安や疑問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
初回カウンセリングも受け付けております。
「食べる喜び」と「笑顔」を、もう一度取り戻すために、全力でサポートいたします。