歯が痛い。その原因は虫歯だけではありません。

こんにちは。神保町の野本歯科をご利用いただき、ありがとうございます。

このページでは、歯の知識を少しずつお話しすることで、少しでもデンタルIQ【歯への認識の向上】を上げていただくことを目的としています。

  

 

近年は、「歯が痛い」という理由で来院される方も、大分減っていますが、ここ最近増えているのが、「かみ合わせが強く当たりすぎている」ことによる、痛みの発生です。その特徴は、「噛むと痛い」「朝起きた時に痛い」などです。ストレス社会の昨今では、噛みしめ、歯ぎしりなどが無意識のうちに行われている場合があるためです。 

 

ちなみに、噛むと痛い場合の「原因」は、主に3つあり、 

『1つ目』は、「虫歯が神経に感染した場合」です。

『2つ目』は、『以前治療した神経治療の歯が再感染した場合」です。

そして『3つ目』は、ここ最近増えているものが、「集中的に刺激が加わることで生じる場合」です。

 

1つ目、2つ目の治療は、虫歯を取り除くこと、再発した病巣を取り除く治療が必要になりますが、3つ目の治療では、『嚙み合わせが強く当たらないように、微量に削って、調整をすること』が必要になります。結果的に、過度な刺激が取り除かれ、楽な状態になっていきます。

 

3つ目の見極めは、『噛むと痛い』。ただし、『寝ているときは強い痛みはない』ことです。もしも、「寝ているときに強い痛みがある」という場合には、神経に感染している可能性や、再発の可能性が高くなります。

 

いずれの場合も、『硬いもの』をなるべく噛まないようにし、意識的に歯と歯を合わせないように意識することが大切です。そしてなにより、すぐに歯科医院へ相談しましょう。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。