装着予定のかぶせ物を延期する場合がある

 

診療において、「装着予定」であったかぶせ物を、改めて作り直すということが生じることがあります。本日も1症例でございました。

これは患者様に、大変に申し訳ないことですが、どうしても、20回の症例の中で1回は生じることでもあります。

その多くは

・「かぶせ物の調整で、穴が空いてしまった」
・「数日前に、装着予定の歯の一部がかけてしまった」
・「かぶせ物のフィット感に問題がある」

など、いろいろな理由が挙げられますが、

私の方針として「なるべく歯を削らない」「見せかけの美しさよりも、機能性の重視」をモットーにしているため、かみ合わせの調整で穴が空くということが稀に生じることがあります(歯を可及的に残す方針のため、かぶせ物が薄くなりがち)。

患者様は1週間ほど歯のない状態で過ごしますので、その負担、そのストレスは大変に大きいものです。この点、誠に申し訳ございません

ただやはり、せっかく高い費用(良いものは、1本あたり13万円前後)をお支払いいただくのですから、悔いの残るものではなく、良質な対応をすることが、我々の使命です。

この点、ご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

本日もご来院いただき、誠にありがとうございました。

神保町 野本歯科医院