当院では、すべての患者様に対し、歯科医師が対応をします。初診にはじまり、クリーニングについても、状態が治まるまでは歯科医師が責任をもって対応をします。
その理由は大きく2つあります。
🔴治療に至るまでの背景因子を知る
歯周病ケアを「歯科衛生士」に頼ることも大切ですが、その前に「歯科医師」が明確にお口の中を時間をかけて理解することが不可欠です。また、そのプロセスを通じて、患者様とのコミュニケーションをとることも非常に重要です。これは「患者-歯科医師間」にとって、極めて重要な意味を持ちます。
このようなステップを踏んだ後に、いよいよ治療を行うことで、患者様からの警戒心も少なくなり、お互いにとってのベストな環境下で、歯科医療を実施することができます。当院では、歯科医師が状態を判断できた後に、歯科衛生士にケアを継続してもらうことを、ルールにしています。それまでは、歯のクリーニングについても、歯科医師が対応いたします。
🔴お口を理解する
虫歯治療1つをとっても、お口の中全体を把握している歯科医師が対応をするのと、初めて見た歯科医師が対応するのとでは、治療対応には歴然とした差が生まれます。
・「この患者様はどこに歯石が付きやすいのか?」
・「隣の歯を失った経緯は何か?」
このような医療情報、因果関係について、治療をする段階で「理解している」ことは、長期的観点で極めて大切です。
この大きく2つの理由により、当院では、『歯科医師が診る』を大切にしています。