今日のお題は「歯周病」!私は野本歯科のナビゲーターの彩音と言います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。このシリーズでは、友達の周太朗君にお話をします。ぜひ、ご活用ください。
まず、歯周病は「歯の病気」ではありません。名前にもあるように、歯の周りの病なの。
周太郎:うん、歯の周りに問題が起こるわけだね。つまり、歯茎の病気ってことかな?
実は、骨の病気なの。
人間の身体は骨が2mm溶けると、歯肉も2mm下に退縮するの。
周太郎: へぇ~。
歯医者に行くと、クリーニングの前に歯茎の検査をするでしょ。少し痛いときもあるわよね。あれは器具で「ポケットの深さ」を測定しているの。
下の絵を見てみると、、、
Aは健康な歯肉だからポケットは2~3mm以内。
Bは歯周病だからポケットは4mm以上。
ほら、AもBも、見た目はあまり変わらないでしょ。
でもね、内部では骨が溶けているの。
周太郎:見た目じゃ分からなくても、気づかないうちに進行しているということか・・・
そう。それが歯周病の怖い所。
つまり、「静かなる病」と言われる所以なの。
*まとめ
歯周病は専門的には「静かなる病」(サイレント病)と言われています。
第2回に続く